京都祇園祭の見どころは前祭か後祭?屋台はいつ出る?歩行者天国の場所って?

 

夏の暑~い最中の京都祇園祭は、大阪の「天神祭」や、東京の「神田祭」と並んで、日本三大祭の一つです。祇園祭りの山鉾巡行はユネスコ無形文化遺産に指定されています。

 

昔の人は、赤痢や天然痘などの疫病や、台風などの災害があったら、怨霊や亡霊の祟りと思ってお祈りをしはったそうです。

 

祇園祭りは、怨霊の祟りから逃れるために牛頭天皇を祀って、無病息災をお祈りしたのが始まりと言われています。

 

京都祇園祭の見どころは前祭?後祭?

 

祇園祭りは、八坂神社の礼祭で毎年7月1日から1か月間に渡って行われます。応仁の乱や第二次世界大戦の影響で、中断されたこともありましたが、現在に至るまで、約1000年もの歴史があるお祭りなんです。

 

2013年までは、交通規制などの問題があったりで、「前祭」(さきまつり)「後祭」(あとまつり)の山鉾巡行は、7月17日に行われていましたが、2014年より50年ぶりに、「大船鉾」の再建に合わして後祭(7月24日)が復活しました。

 

祇園祭り 日程

・「宵山」前祭7月14日~16日・後祭7月21日~23日

・「山鉾巡業」前祭7月17日・後祭7月24日

 

京都祇園祭の見どころは?屋台はいつ出るの?

 

京都祇園祭 宵山

 

祇園祭りの見どころは、屋台の出店があって、歩行者天国になる前祭(さきまつり)や思います。屋台が出るんも歩行者天国になるんも、7月15日(宵々山)と7月16日(宵山)の2日間だけなんです。

 

後祭(あとまつり)の方は、露店もホコテン(歩行者天国)もなし!なので祇園祭りの見どころは、前祭の7月15日(宵々山)と7月16日(宵山)の2日間です。

 

 

言うときますけど、この2日間はめっちゃ人多いです。(^_^;) しかも細い道に、屋台や山鉾があったりで狭いし、歩きにくいです。(T_T)

 

お昼間は比較的空いてるようなんで、子どもさん連れの人は、お昼間がええかも知れませんね。

 

京都祇園祭の見どころは?歩行者天国になる時間は?エリアは?

 

歩行者天国になる予定のエリア地図

 

 

歩行者用道路(歩行者天国)は前祭(さきまつり)の宵々山(15日)と宵山(16日)の2日間で、午後6~11時。烏丸通の御池-高辻間と四条通の東大路-堀川間を中心に行う。

宵々々山(14日)と後祭(あとまつり)の宵山期間(21~23日)は露店の出店がなく、歩行者天国を設けない。府警は祇園祭の期間中、警察官延べ約4500人を投入して警備に当たる。
出典:京都新聞

 

京都の街は、碁盤の目になってるさけ分かりやすい思います。歩行者天国になる予定のエリア地図は京都新聞から引用したもの。去年のですが、参考にして頂ければと思います。

 

京都祇園祭へのアクセス

烏丸通や四条通のほとんどは、前祭の時間帯に交通規制したはりますので、公共の交通機関を使わはったほうがええです。

 

宵山へは

JR京都駅から、電車利用

【JR京都駅→JR東福寺駅/京阪東福寺駅→京阪祇園四条駅→祇園エリア】

京都駅よりJR奈良線(8・9・10番線)の宇治行き、城陽行き、奈良行きどれかに乗車します(1区間/約2分)。

快速列車でも問題ありません。そして、「東福寺駅」で下車。JR東福寺駅と直結している、京阪電車で出町柳駅行きに乗車します(3区間/約5分)。

「祇園四条駅」で下車後、徒歩で東へまっすぐ向かうと祇園エリアです。

 

京都は、三方が山に囲まれていて、開けているのが南側だけのため、熱気がこもりやすい盆地特有の地形です。そやさけ夏はめっちゃ暑いし、冬は底冷えがして寒いんです。祇園祭りが始まる7月は、暑いです!熱中症にならんように気いつけてくださいね。

 

まとめ

 

祇園祭りは八坂神社のお祭りで、八坂神社の御神紋は「五瓜に唐花(ごかにからはな)」と「左三つ巴」です(これは家紋のようなもの)。

 

 

 

この御神紋が、キュウリを輪切りにした時の断面と似ていることが由来で、祇園祭の関係者や氏子さん達はキュウリを食べないという習わしがあります。「恐れ多い」とのことからです。

 

京都は美味しい漬物でも有名なとこです。夏野菜のきゅうりは、火照った体を内から冷やしてくれて、熱中症予防にもなると言われますが、祭礼の期間はキュウリは食べません!ということなんでしょうね。

 

最後までお読み下さってありがとうございました。