神社とお寺の参拝の仕方は違うの?御朱印にもマナーがあるって本当?

 

日本の文化を象徴する都市は、やっぱり京都やないでしょうか?その京都の特徴といえば、神社やお寺が多いことやと思いますが、京都にはどれくらいの数があるのかちょっと調べてみました。

 

京都はお地蔵様が、道路際やあちらこちらに祀ったはりますし、京都市内の繁華街辺りにも、こじんまりした神社やお寺さんもたくさんありますが、正式に登録されているもので京都市内の神社がおよそ800、寺院がおよそ1700もあるそうです。

 

日本全国で神社、寺院の数をみてみると、驚くことにおよそ神社は8万8000、寺院は7万7000もあるんですって。また意外にも神社の多い県は新潟県がトップでおよそ5000、寺院のトップは愛知県が5000もあったんです。

 

神社とお寺でいただく御朱印にもマナーがあるって本当?

 

神社やお寺にお参りしはる人は多いと思います。パワースポットとか、御朱印を集めたはる人も多いようです。

 

私も持っています、私のは掛け軸で観音様が描かれています。まだ半分も集められてないんですが、機会があれば御朱印集めに行きたいと思っています。

 

<御朱印とは?>

御朱印は元々「納経印」ともいわれていて、お寺への参拝者さんが写経を納めたときに信仰の証としていただくものだったそうです。御宝印や社名を朱で押した印といっしょに、日付やお寺や神社の名前を墨書きしてもらえます。

 

御朱印はご本尊、ご神体の分身であるという考えがあり、とても神聖なものとして大切にされてきました。現在では、お寺や神社で納経しなくても参拝の証として、お願いすれば御朱印はいただけます。

 

御朱印張は、文房具屋さんやインターネットで買えますけど、お寺や神社にも置いたはるところはあります。お寺や神社、どこにでも置いたはるわけやないんで気ぃつけてくださいね。

 

出典:和紙専門店でオンリーワンのご朱印帳作り

 

<御朱印をいただくときは>

御朱印は記念スタンプではありません。御本尊、御神体の分身であるとても神聖なものです。先にお参りしてください。

 

参拝の方法は、まず手水舎で口と手を清めます。

神社では二礼二拍手一礼、お寺では軽く一礼をして合掌をします。

寺院の場合は柏手をしないように気を付けましょう。

 

御朱印所で「御朱印をいただけますか?」とお願いをしたら、ちゃんと対応してもらえます。

 

<御朱印代は要ります>

御朱印代は、だいたい300円から500円としているところが多いと聞きます。また、御朱印代は「お気持ちで」と言わはるところもあるようです。

 

神社やお寺に参拝するときは御朱印をいただけるかどうか調べた方がいい?

 

御朱印は、全ての神社やお寺でいただけるわけではないようです。偶像崇拝を禁止したはる浄土真宗本願寺派や大谷派では、御朱印を授与しないということを方針にされているようです。

 

他の宗派でも、御朱印をいただけへんという所もあると聞きますので、前もって調べて行かれてくださいね。

 

御朱印をいただける神社やお寺

桜がめっちゃきれいな「醍醐寺」。清水の舞台から見る景色が壮観な「清水寺」。初詣には参拝客さんで溢れる「伏見稲荷大社」、紅葉の季節はぜったいに外せない、行っておきたい場所!「東福寺」。安産と子育ての神様が祀られている「御香宮神社」。

 

京都には他にも、御朱印をいただける神社やお寺はたくさんあります。

「京都の神社・仏閣の案内です」

 

神社とお寺の参拝の仕方は違うの?お参りする時に準備するもの?

 

神社とお寺の違いは?

鳥居があるのが神社。鳥居ではなく山門があるのがお寺です。神社では参拝のときに、御神体を拝み見ることが出来ませんけど、お寺では御本尊を拝み見てお祈り出来ます。

 

神社へお参りするときに準備するもの

おさいせんと、正式に参拝するときは祈祷料を準備しましょう

おさいせんは、1円、5円、50円、100円が一般的。10円は「遠縁(とおえん)」で、500円は「これ以上大きな硬貨(効果)ない」といわれて、おさいせんでは避けられる硬貨といわれます。

 

ご祈祷料は、3000円、5000円、7000円など、神社によってはいろいろです。神社のHPに記載されていますので確認しましょう。ハンカチは忘れないようにしてくださいね。

 

鳥居は入り口で玄関にあたるところ

鳥居は神様のお宅へお邪魔する、いわゆる玄関にあたるところです。鳥居の入り方(くぐり方)があります。鳥居の中央の位置よりも左に立ちます。帽子は脱いでください。「お邪魔いたします」の気持ちで一礼をして、左足から歩き出して鳥居をくぐります。

左足には神様の意味があり、神様に近づくときには左を意識する必要があると言われています。

 

参道を歩くときは

参道は神様が通らはる道です。神様と同じ道を歩かせていただくという気持ちで謙虚に。真ん中を歩かず左側です。大声で話したり叫んだりして歩いてはいけません。

 

身を清めるための手水舎の仕方

1.右手で持って水をすくい、まず左手を清めます。

2.柄杓(ひしゃく)を左手に持ち替えて、右手を清めます。

3.もう一度柄杓を右手に持ち替えて、左手の手のひらに水を注ぎ、その水で口をすすぎます。ぜったいに、柄杓に口をつけたらだめです。

※ 1~3まですんだら、柄杓を立てて中に入ってる水で、柄杓の柄の部分を清めてから元の場所に戻します。

 

神社の参拝の仕方

<一般参拝>

社殿前には中央を避けて立ち軽くお辞儀をします。おさいせんはそっと置くという感じで、おさいせん箱に入れます。投げ入れるのではなく置くという感じです。

 

鈴があったら鳴らして邪気を払います。混んでいたら場面によっては省いてもいいそうです。2礼2拍手をして、両手を合わせて名前と住所を唱え、神様に日々の感謝を伝えて、願かけをします。

 

願い事はできるだけ具体的に伝えて、叶えるために自分も最大限の努力をすることを誓います。最後に一礼します。この手順は最も一般的なものです。出雲大社などは、2礼4拍手1礼です

 

<正式参拝>

正式参拝とは、拝殿に上がり祝詞(のりと)をあげてもらい、玉串を奉る(まつる)ことです。通常は、要予約です。直接行かれたときは、社務所の受付で「正式参拝」したいと伝えて、申込書に記入、謝礼を納めます。

 

謝礼の目安は、個人の場合5千円以上が望ましいと聞きます。(詳しくはお尋ねください)謝礼はのし袋に入れて、表書きは「御初穂料」、「御玉串料」、「お礼」、「御祭祀料(おさいしりょう)」、「御祈祷料」などがあります。一般的には、初穂料、玉串料、御礼など。

 

お寺の参拝の仕方

・山門の前で合掌して一礼し、右足から入ります。敷居は踏まないようにしましょう。
・手水の手順は神社と同じでOKです。
・お賽銭→合掌と一礼をしてお焼香の順に。お香は左手を添えて額の前に掲げます。
・合掌して祈願し、一礼をします。(二礼二拍一礼はお寺ではNGです)
・お線香の場合、火は吹いて消さないように。
・山門から出るときも 合掌して本堂に向かって一礼をして出ます。

 

最後までお読み下さってありがとうございました。