初詣は毎年行きます。元旦はダンナの実家へ新年の挨拶に行くので、初詣は1月2日に氏神様が祀られている神社へ行きます。
そもそも初詣とは?
初詣とは、過ぎた一年を無事に過ごせたことに感謝して、新しい一年も息災に暮らせるよう、神様にごあいさつに行くこと。
もともとは「氏神(うじがみ)様」と呼ばれる地元の神社へ参拝するのが主だったのが、交通機関の発達などによって、地元以外の寺社へも気軽に初詣に行けるようになりましたね。
初詣の神社やお寺の参拝方法の違いとは?神社の参拝の作法
初詣はお寺ではなく神社へ行くもの、ともしかしたら思ってませんか?初詣は神社でもお寺でもどちらでもOK!なんですよ。信仰上の理由があったら別ですけどね、特にないなら神社でもお寺でもどちらへ行っても良いということです。
神社での参拝方法~本殿まで~
・鳥居をくぐるときは、一礼をします。
・境内を歩くときは、道の真ん中は神様の通り道ですので、右側か左側を歩くのが礼儀といわれています。
・次に、手水舎(ちょうずや・ちょうずしゃ)で手を清めます。
【方法】
1.右手で柄杓を持って水を汲み、左手にかけます。(神道では左が神聖なものとされているため左が先)
2.柄杓を左手に持ち替えて、右手にかけます。
3.もう一度柄杓を右手に持ち替えて、左の掌(てのひら)に水を受けて口をすすぎます。柄杓に直接口をつけるのはだめです!
4.さらにもう一度、左手に水をかけます。
5.最後に、両手で柄杓を立てて柄杓の柄に水を流します。
6.柄杓を元あった場所に伏せて戻します。
神社での参拝方法~本殿~
大きな神社のなかには、末社・摂社とよばれる小さな神社がいくつもあることが多いですけど、まずは主祭神が祀られている本殿からごあいさつをします。
1.賽銭箱にお賽銭を入れます。
お賽銭は、両手でそっと入れる感じでお賽銭箱に入れます。人混みの中で中々難しいかも知れませんが、乱暴に投げ入れるのは避けましょうね。
2.鈴を鳴らします。
鈴の音によって祓い清め、神様をお呼びします。
3.二拝します。本殿に向かい二回おじぎをします。
4.胸の高さで掌を合わせ、右手を少し下にずらして二拍手。その後、指先をきちんと合わせて神様に向かってごあいさつを。(このとき、自分の住所と名前を告げるのがマナーであるという説もあります)
・掌をずらすのは、神と人とがまだ一体になっていないということ。二度手を打つことで神を招き、その後掌を合わせることで神人が一体となり、祈願を込めて神の力を体得するからだといわれています。
5.最後に一礼(一拝)をして終りです。
帰りは行きと同様、鳥居を出るときには境内を向き、一礼をして外へ出ます。
初詣の神社やお寺の参拝方法の違いとは?お寺の参拝の作法
山門(お寺の正門)の前で一礼をしてお寺に入ります。このとき敷居を踏まずにまたいで入るのがマナーです。
お寺の本堂での参拝方法
お賽銭→合掌&一礼→お焼香の順に。お香は左手を添えて額の前に掲げる
お賽銭は投げずにそぉっと入れます。胸の前で合掌したまま一礼したら、お焼香へ。
親指と人差指、中指の三本でお香をつまみ、額の前に掲げます。そのとき左手をそっと添えて、静かにお香を香炉に落とします。回数は宗派によって異なるので、わからへんときは、1回でOK。
合掌して祈願し、一礼する。二礼二拍手一礼はお寺ではNG
胸の前で合掌して一礼します。お願いごとは合掌した時に。つい二礼二拍手一礼をしてしまいそうですけど、お寺ではしてはいけません。
お線香の場合、火は吹いて消さない
お香ではなくて、お線香がある場合は、近くにあるロウソクなどで火ぃをつけます。この時、息を吹きかけて、フッと火を消すのはNG。手であおいでそっと消すのがルールです。
山門から出るときも 合掌して本堂に一礼
最後に山門から出るときも、合掌して本堂に一礼します。山門の敷居をまたがずに外へ出ます。
おみくじやお守りの授与は初詣の神社やお寺の参拝をしたあとに?
おみくじやお守りの授与は、本殿または本堂での参拝を終えてからにしましょうね。
ちなみに、お守りといえばコレ見つけたんですが、知ってました?「推し活お守り」って…
ライブとかコンサートとかあんまり興味ないもんで、知らんかった!けど気になっていろいろ見てみました。
京都の嵐山にある「車折(くるまざき)神社」は、芸能人もお忍びで訪れるという、芸能人のパワースポットとしても有名な神社なんですね。
境内を埋め尽くす玉垣には、時代劇俳優からアイドルまで有名タレントさんの名前がずらーっと書かれています。
芸能神社としても有名な京都・嵐山の車折(くるまざき)神社で、ライブやコンサートの当選や良席を祈るファンのためにとうまれた「推し活お守り」が話題になっていると。
その御神体を祈祷した京都・嵐山の「車折(くるまざき)神社」(京都市右京区)で14日からお守りの授与が開始され、多くの人々が「推し活お守り」を求めて訪れているんですって。
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まとめ
私は京都で生まれ育ちましたが、子どもの頃から両親に連れられて、お正月の元旦は毎年必ず初詣に行きました。新年の始まりは初詣に行って、神様にご挨拶するのが恒例行事でした。
京都にはたくさんの寺社がありますが、毎年行くところは決まっていました。親に連れられてなので、着いて行くだけなんですけどね。
もうね、京都はどこの寺社も人・人で混雑していて、お正月早々からもみくちゃなんですけどね、嫌ではなかったです。(朝早く起こされるのは嫌でしたけど…笑)
あなたも新年のはじまりは、神様にご挨拶に初詣へ出かけてみられてはいかがでしょうか(^^)神社とお寺それぞれのお作法もバッチリですしね!
最後までお読み下さってありがとうございました。