8月の猛暑が終わり涼しくなると夏バテしていた蚊が活発になるって本当?!

 

8月が終わり少し涼しくなって来たので、ずーっと気になっていた草むしりをしよう!と準備していざ外へ!

 

我が家は1階が店舗(居酒屋やってます!)で2階が住居になってるんですが、その建物の前が駐車場になっていて普通車なら8~10台位は駐車できます。

砂利を敷き詰めている状態なので雑草も生えてきます。毎年初夏あたりから草むしりをするんですが、この広さなんで有に3~5時間位かかります(汗)

 

8月の猛暑が終わり涼しくなると夏バテしていた蚊が活発になるって本当?!

今年は猛暑で中々草むしりが出来なかったのでもう伸び放題です。手に負えへん状態になっていて除草剤を使用する事にしました。除草剤に詳しいというお客さんから、除草剤の使い方を教わったんですけど…

 

お客さん曰く「百均で売ってるスプレー式のボトルに水で薄めた除草剤を草にチョッチョとスプレーするだけで枯れるから~」と。

 

(ハア?庭先の雑草にかけるんちゃうわ!この広さで、そんな事してたら日ぃ暮れるわ!)と言いたい気持ちをグッと抑えて、「はーい、やってみますぅ」。粗方雑草を抜いてジョーロでダーッとかけましたッ!2時間かけてね(-_-;)

 

「えッ!?蚊が飛んでるやん」

今日は涼しかったから出てきたのか?虫が超苦手な私の目の前を蚊がブンブン飛んでいましたよ。2匹位かな(蚊は2匹て言うんかな?)

 

蚊も夏バテするって本当なん?

8月に入って気温35度以上の猛暑日が続く日本列島。「今年は蚊が少ないな~、まだ蚊にかまれてへんなぁ」なんて油断していたら蚊にかまれてました!

まぁどちらかと言えば私は蚊には刺されにくい方だと思いますが。苦笑

 

猛暑では蚊も夏バテするんですって。蚊が活発になるのはだいたい25度~30度。蚊が一番活動するのは「秋」なんです。「もう秋なのに蚊に刺された」って事ありますよね。なのでこれからの季節が要注意です。

 

蚊に刺されやすい体質と刺されにくい体質がある?!

 

妹が蚊によく刺されるのはなぜだろう?

蚊に刺されやすい人と、蚊に刺されにくい人ってやっぱりいるんですね。家族の中で妹さんだけが蚊に刺されやすいからと、妹さんが蚊に刺されないようにするため研究を始めたという凄い人が居ました。

 

名前:田上大喜(たがみ だいき)
生年:1999年
出身:アメリカ(シカゴ)

田上大喜さんは、お父様の仕事の関係でアメリカ生まれです。

オーストラリアのFarmhouse Montessori PreschoolForestville Montessori Schoolを経て、

10歳でシンガポールのISS International Schoolに編入。

Saint Joseph’s Institution International Schoolに入学。

その後、父親の仕事の関係で、帰国子女として中学3年生のころに日本に帰国。立命館宇治中学校に編入。

高校は、偏差値は69という京都教育大学附属高校
文部科学省から、スーパーサイエンスハイスクールの認定を受けている高校で、国際的な科学技術や理科・数学教育を重点的に行うハイレベルな教育がされている。

蚊の研究以外でも、「子供が欲しいプレゼントが映る鏡」という題名の小説で、第二回星新一賞ジュニア部門で優秀賞を獲得する。

 

 

蚊に刺されない方法を高校生の田上くんが研究した理由

田上さんは、妹が自分よりも蚊に刺されやすいことに疑問を持ち蚊の研究を始めます。妹が蚊に刺されやすい理由は、足にいる常在菌の種類の多さが関係していることを突き止めました。

 

足には常在菌っていう菌がいるんですけど、菌の種類が多ければ多いほど刺されやすいということが分かりました。
僕と妹ですと妹が3倍足に菌がいることがわかりました。

 

このことは筑波大学の『「科学の芽」賞』の高校生部門で賞を取った『蚊が何故人間の血を吸いたくなるのかを、ヒトスジシマカの雌の交尾数で検証する』という田上さんの論文にも書かれているそうです。

 

菌の種類数に着目してみると、妹は合計1千289種類、僕は438種類都妹のほうが私の3倍近い足の菌の種類を持っていた。(中略)足の菌と蚊の反応を見てみると、目視で見分けただけでも蚊が反応した足の菌を持っている人は蚊が反応しなかった足の菌を持っている人と比べて足の菌の種類が1.5倍多かった。(原文ママ)

 

足の常在菌の多さが刺される原因ということで、田上さんは蚊に刺されにくくなる方法として、

どうやったら蚊に刺されにくくなるのかなと、除菌シートで足を拭いたら、蚊に刺されにくくなったんです。

 

なんと、足を除菌シートで拭くことで蚊に刺されにくくなるというのです。実際に田上さんが実験した結果では、妹の足を除菌することで蚊に刺される頻度が1/3に減少したんやそうです。

田上さんの論文にも、以下のような結論が導き出されていました。

 

1.蚊の刺されやすさは足の菌に関係している

2.蚊の反応の有無には、年齢、血液型、性別、飲酒の有無には関連性が見られなかった

3.蚊は全ての人の足の匂いに反応するわけではなく、足の菌の種類が多い人に激しく反応する

4.例え蚊が好きな足の匂いを持っていたとしても、足を石鹸で洗浄したり、靴下等布で覆ったりすることで蚊が吸血しにくくなる

5.蚊が好きではない足には共通した菌が存在する

以上から「蚊は足の菌の種類が多い人の足の匂いを嗅ぐと、血を吸いたくなる」と言える。

田上大喜くんの研究レポート

 

 

田上くんは蚊の研究のため現在、家で4千匹もの蚊を飼育したはるそうです。また、2018年9月からはコロンビア大学で脳科学を勉強するんやそうです。凄い人が居はったもんです。

 

蚊に刺されやすかったという妹さんのために、蚊に刺されない方法を発表した田上大喜くん。妹の千笑さんは兄のおかげで刺されなくなったので、すごくうれしいです

 

発表しはったのは、“足の裏を除菌シートで拭くと蚊に刺されにくくなる”という方法。蚊に刺されやすいと言う人は、ぜひ試してみはったらええと思います。

 

最後までお読み下さってありがとうございました。