3月3日のひな祭りは女の子のための行事。 女児の初節句にはひな人形を用意し、健やかな成長と幸せを願いながらお祝いします。
2月7日ちょっと早いかな~と思たんですけど、「お雛さん」出しました。毎年出したげなあかんと思いながら、だいぶ出したげてへんかったんです。実家の母から、1年に1回は出したげなあかんて言われてたんですけど、つい出しそびれる。
娘のお雛さんは、かわいらしいお顔をしたはります。お内裏さんは今風に言うたらイケメンです。久しぶりにお顔見ました。
ひな祭りの食べ物の意味 由来 関西と関東は違う?
ひな祭りに食べるお菓子といえば、ひなあられやひし餅なんですが、うちはひし餅は買いませんでした(特に理由はありません)。ひなあられは必ず用意します。
京都ではちらし寿司ではなく ばら寿司を作ります。ばら寿司は酢飯と具を一緒に混ぜてしまうんですが、ちらし寿司は酢飯の上に具をのせる。そんな違いがあるやなんて、知りませんでした。(無知です…)
ばら寿司の具は、人参、椎茸、かんぴょう、れんこん、たけのこ、お揚げさん(薄揚げ)、かまぼこ、ちりめんじゃこなどちょっと甘めに炊いて、酢飯と一緒に混ぜます。生ものは使いません。錦糸卵を多めに焼いといて、食べる時に錦糸卵をばら寿司の上にのせて食べます。あとは、エビや穴子なんか上にのせたりします。お吸い物を添えて出来上がり!
ひな祭りの食べものには それぞれ意味がある?
女の子がいるご家庭では、子どもの成長を願っておひなさんをお祝いしゃはると思いますが、ひな祭りで食べるものには、それぞれいわれがあります。
1.ばら寿司(ちらし寿司)
代表的なばら寿司(ちらし寿司)ですが、ばら寿司そのものには、特にいわれいうもんはないそうです。えっ?ほな なんで?と思いますけど、
中に入れる具材に意味があるんやそうです。
・エビ・・・ 腰が曲がるまで長生きできますように
・れんこん・・将来の見通しが良くなりますように
※ れんこんの穴は「先が見えるとか「先が見通せる」で、縁起物としてお料理に使われるようになったとか。お正月のおせち料理にも欠かせないものですね。
ちなみに、 れんこんとハスは同じもの?ではありません。「ハス」は多年性水生植物で、水中に茎をのばして水面に葉や花を咲かせます。その「ハス」の地下茎の部分が、「れんこん」です。
2.はまぐりのお吸い物
昔から、二枚貝は「お姫様」を意味してたそうで、「はまぐり」は、二枚対になってる貝殻やないとピッタリ合いません。このことから、仲のいい夫婦を意味し、一生一人の人と連れ添うようにという願いが込められているんです。
3.ひし餅とひなあられ

ひし餅がひし形になったんは、江戸時代初期のことやそうです。3色になったんは明治時代に入ってからで、それまでは、緑と白の2色だけやったんですって。
そのひし餅に使われてる色には、諸説があるそうでそれぞれに意味があるとか。
・緑 ・・・ 長寿や健康、草萌える大地
・白 ・・・ 清浄、純白の雪
・ピンク・・・ 魔除け、桃の花
緑色のお餅にはよもぎ、白色んはひしの実、ピンクのお餅の色づけは、くちなしが利用されるんやそうですが、よもぎには増血作用、ひしの実には血圧を下げる効果があって、くちなしには解毒作用があるといわれています。
ひなあられは、ひし餅を外でも食べられるようにと、ひし餅を砕いて作ったものという説もあります。ひなあられの色はひし餅とおんなじ色やし、そうやったんかも知れません。昔の人の知恵と、子どもを思う気持ちが込められているんですね。ひなあられの色は、
・白 ・・ 「大地のエネルギー」
・桃色・・ 「生命のエネルギー」
・緑 ・・ 「木々のエネルギー」
ひなあられには、4色のもんもあります。白・黄色・桃色・緑の4つの色は、四季を表しているといわれてます。 白酒の代わりは、ノンアルコールの甘酒でした。
お雛様の収納の仕方や、うちでも使ってるおすすめの防虫剤など追記しました。合わせてお読みくださいね。
これはうちでも長年使ってる、お雛様専用の防虫剤なんですよ。娘のお雛様はガラスケースにお内裏様とお雛様のお二人なので、わらべはガラスケースの中に2個入れています。
わらべは防虫剤特有?の臭いはなく、虫喰いなしでキレイなお姿のまま!重宝してます(^^)
最後までお読み下さってありがとうございました。

